【コース紹介】玉名市民の憩いの山、小岱山のトレラン大会コース~Shodai Adventure Mountainコース~

1月25日に熊本県玉名市の小岱山を舞台にプレ開催されたShodai Adventure Mountain(通称SAM)のコースを、大会ボランティアのメンバーと一緒に走ってきました。
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車を小岱山ビジターセンター(丸山キャンプ場】の駐車場に停め、数百m離れた大会のスタート/ゴール地点の蓮華院誕生寺奥の院に向かいます。
この奥の院、日本一でかい鐘があるお寺だそうで、大会当日はこの鐘の前で開会式などが行われました。
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今回は朝早くかつ入場にはお金がいるということもあり、お寺の前からのスタートです。
特徴的な丸の門が目印で、ここから五重塔もチラリと姿が覗きます。
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今回は総勢14名の大所帯ですが、ガチチームとのんびりチームに分かれての行動、私はがっつり走りたかったのでもちろんガチで!
まずはアップがてら下り基調のロード約1kmを走ります。
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で、下った後は下った以上の標高を登りなおす1キロの上り坂で心拍に負荷を与えます。
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いい感じで体が温まったところでトレイルに突入です。
経験者曰く前半は走りやすくて楽しいコースが続くけど、飛ばしすぎたらあとで泣くよとの助言に従い最初は抑え気味に走ることに。
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でもこんな展望がいいところを下り降りるとついついテンションが上がってしまいます。
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ここからは約3キロで250mを下る楽しいコース設定です。
登りも短いので勢いに任せて走ってしまうとあとから足に来るらしいのですが、ついつい走ってしまうのは山バカの性でしょうか。
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下りの途中には第一関門の鳥居が。
ここをくぐり抜けなければ失格になるとかならないとか。
ガチで走るので今回はパスです。・・・決して腹が引っかかりそうだから挑戦しなかったとかではありません。
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一度蛇ヶ谷公園からロードを抜けて、九州看護大学の横の道から登り返します。
ここはかなりの急登で、走って登ったら心臓が張り裂けそうでした。
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金比羅神社の側から鬱蒼とした雑木林を縫うように走り下ります。
100m程標高を下げれば一旦ロードに出るので、道なりにロードを走ります。
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なんか石垣のある家が見えたら右に曲がり、ちょっと進むと仁王滝の登山口に出ます。
そこから再びトレイルに復帰ですが、ボックスカルバートの下を潜り抜けたりします。
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仁王滝までは登りですが、沢沿いのためかちょっと苔むしていい雰囲気。
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途中には竹林もあり、なんだか和の空気が漂います。
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仁王滝までは約100mの標高差、滝というにはこじんまりしてますが、小岱山のいろんな顔に出会えます。
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滝を出たら少し急な階段を登り、あとは縦走路まで登り基調の走りやすいコースです。
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縦走路を1kmほど観音岳方面に向かい、キャンプ場方面へ下ります。
本番はキャンプ場にエイドがあり、そこで給水・補給が出来ました。
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下りの途中にはスタート/ゴール地点の奥の院の五重塔が。
ここからの眺めが大会ポスターにも使われていました。
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縦走路分岐から約1.4km、120mほど標高を下ろして11km地点の丸山キャンプ場に到着です。
距離的には半分ですが、登りはこれからが本番です。
キャンプ場からは距離1.5km、標高差約250mの観音岳までの登りが待ち受けています。
トップ選手はこの登りも軽やかに走っていましたが、私の脚力では歩くので精一杯です。
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ひーこら言いながらどうにか登りきると開けた場所へ、観音岳473mに到着です。
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観音岳から今度は唐戸岩方面へ下ります。
山頂から急な階段や岩場が続くテクニカルなコースになっていますが、下りは楽しく駆け下りましょう。
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ほんの数百メートルで唐戸岩という露岩に着きます。
岩の上からの眺めは最高で、玉名平野・有明海が一望できます。ただ高度感があるため高所恐怖症の人にはちょっと怖いかもです。
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唐戸岩からのテクニカルなコースは続きます。
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みかん畑を抜け、一度ロード(樺登山口)に出たら再び急な坂を登り返します。
ここから筒ヶ岳までしんどい区間です。
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一度登っては下ってまた登るという苦行を繰り返し標高差300mを登りきると、筒ヶ岳山頂501mに到着です。
なにやら昔の山城跡だったらしいのですが、詳しいことは知りません。気になる方はgoogle先生に聞いてください。
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筒ヶ岳山頂からは再び観音岳に戻りますが、すんなり帰してくれないのがこのコース。
通称大曲コースという縦走路とは別のルートを辿っていきますが、結構道が分かりづらい上に小さいアップダウン、急な斜面と中々にハードなコースが待っています。
しかもせっかく稼いだ標高を250m下って、また登るというドSなコース設定でもあります。
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乳酸でパンパンになった足をどうにか動かし、18km地点、2度目の観音岳山頂に帰ってきました。
ここからは下り基調の約3kmでゴールです。
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山頂からは割と快適な縦走路を軽快に走ります。
縦走路にはハイカーさんも多いので、すれ違うときには走らず元気な挨拶をするように心がけましょう!!
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再び縦走路からキャンプ場方面に曲がり、奥の院まで一気に駆け下ればゴールです。
なんだかんだで約21km、累積標高1,600m、休憩込みで4時間40分ほどのコースでした。
登っては下るを繰り返す低山の割にハードなコース設定ですが、走りやすいトレイルやテクニカルなコース、また滝や景色のいい箇所などもある非常に面白いコースでした。
大会は来年も開催されると思います。熊本や福岡からもアクセスしやすいので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

【今回のコース】
Shodai Adventure Moutainコース
距離:21km、累積標高:1,600m

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