とうとう今週末になりましたAso Round Trail。昨年はプレ大会の直後に熊本地震が発生し、今年の開催もどうなることかと思いましたが、主催者の尽力で無事開催される運びになりました。
自分の情報整理がてら各区間の特色?を想像込みで整理していきたいと思います。
※実際に行ったことのある区間もありますが、ほとんどは地図や航空写真からの推測ですのであしからず。
※詳しいコースマップ等は公式HPを参照ください。
Start(阿蘇西小学校)~AS1(はな阿蘇美)
まずスタート地点は阿蘇西小学校。プレ大会スタート地点である二重峠石畳入り口までは5km程度のロード区間です。
石畳入り口から登りが始まりますが、参勤交代道として使われていた石畳の道が待っています。
最高点までの標高差は約460m、石畳を抜けると牧野に出ます。
ここから外輪山の稜線を走ることになりますが、天気がよければ壮大な阿蘇の山々を眺めながらのトレイルが待っています。
一度県道沿いを走りつつ、再び牧野に戻ったら下りが始まります。
しばらくは牧野を下りつつ、途中で林道に入っていきます。
ある程度標高を下ろしたら外輪山の裾野の林道を走っていけば最初のウォーターエイド、折戸地区コミュニティーセンターへ到着です。
エイドで水分等を補給したら再びトレイルへ。
すんなり山の麓を行かせてくれるはずもなく、標高差150m弱の田子山を経由してから内牧の町へ降りていきます。
山を降りてきたら黒川沿いの道を走ればAS1、はな阿蘇美23.9km地点です。
AS1(はな阿蘇美)~AS2(古城6区公民館)
AS1でしっかり補給を取ったら再び登りが待ち受けます。
はな阿蘇美から名所・大観峰までは約400mの標高差があり、特に消毒ポイントからの直登はハードなものがありそうです。
大観峰まで登りきればふたたび牧野を走ることとなりそうですが、ありがたいことに次のAS2まではえげつない登りはなさそうです。
逆に里に下りるまでの結構な傾斜の下りも待っていそうなので、足を使い切らないように気をつけなければいけません。
AS2(古城6区公民館)~AS3(すずらん公園休憩所)
38.2km地点のAS2からは再び登りが。
しかもさっき下ってきたのに同じくらい(約300m弱)登り返す必要があります。
この登りは樹林帯の中を直登していくようですね。
この区間は最初の登りさえ我慢すれば、あとは小刻みなアップダウンがあるだけです。
正直この小さいアップダウンが堪えるんですが、でかい登りよりはましと考えましょう。
AS3(すずらん公園休憩所)~AS4(高森町町民体育館)
50.7km地点のAS3が距離としては半分くらいですが、まだまだ先は長い模様。
しばらくは舗装路か林道あたりを通りつつ、牧野の再び入ったらちょっとした?登り(約150m)が待っていますが、それを越えたら下り基調のトレイルです、たぶん。
箱石峠を過ぎたら根子岳山麓の牧野を抜けていきます。
当初の計画では根子岳に登らされる予定だったらしいですが、諸々の理由でカット。たぶんいざ根子岳の麓に来ると登らせられなくてよかったと思うんでしょうね。
牧野を抜けたら5kmほどロードを走って66.6km地点のAS4へ到着です。
このAS4、高森町体育館ではドロップバックの受け取りもできるので、着替えや食糧補給を含めしっかり休憩と準備を整えていきましょう。
AS4(高森町町民体育館)~AS5(高森峠)
AS4で十分休養を取った後は南外輪山へと入っていきます。
これまではロード・林道も入り混じりながらのコースでしたが、以後のコースは基本トレイルとなっています。
明るいうちであれば阿蘇カルデラの雄大な景色も眺めれるんでしょうが、おそらくボリュームゾーンの選手はここでは真っ暗闇の中。
晴れた星空の下走れることを願いましょう。
まずは清栄山(1,006m)までの約400m弱の登りを登っていきましょう。
清栄山を越えると一旦ロードを横切って再びトレイルへ。そこが黒岩峠になります。
下り基調ではありますが、結構滑りやすいところもあるので注意が必要です。
AS4から9.4kmで次のエイド、AS5の高森峠に到着です。
AS5(高森峠)~AS6(清水峠)
AS5の高森峠からは南阿蘇外輪山の縦走路としてメジャーなルートになります。
牧野の中、外輪山の尾根沿いを走るイメージになります。
この区間は登り基調ではありますが、特に目立った登りはありません。
ただ、決して小さいとはいえないいやーなアップダウンの連続が皆さんをお待ちしているかと思います。
AS6(清水峠)~AS7(地蔵峠)
84.8km地点の清水峠からは特に登り基調で、さらに一つ一つの登りが大きくなってきます。
また、次のエイドまでの区間もちょっと空きますので、AS6でしっかり補給はしておきましょう。
そして特筆すべきポイントが高千穂野手前の地獄の階段です。
ここまでで相当消費した足に堪える丸太の階段による乳酸地獄が皆さんを苦しめるでしょう。
高千穂野を越えても登りは続きます。
本コースの最高地点、大矢野岳(1,236m)を越えるまでは苦しい時間を過ごすことになるでしょう。
大矢野岳を越えれば最後のエイド97.7km地点、AS7地蔵峠まではわずかです。
AS7(地蔵峠)~Goal(萌の里)
地蔵峠からゴールの萌の里までは基本的に下り基調のコースにはなります。
ただ、非常に滑りやすい区間もある上、最後の俵山手前の登りというか壁には心が折られること間違い無しです。
俵山を越えればあとは本当に下りのみ。
眼下に広がる熊本平野に向かって下りきれば108km地点、ゴールの萌の里です。
と、まあ、憶測に憶測を重ねたルート解説でした。
後半の南阿蘇外輪山コースは何度も走ったことのあるコースですが、前半は全くの未知。
プレ大会は無念のDNSだったので、実際のところどんなコースなのか全く分かりません。
とりあえず地図とか航空写真とかで推測したものの、あとは走ってのお楽しみですね。
久しぶりのロングレース、楽しんで完走したいと思います。
参加される皆さん、熊本・阿蘇の大自然を堪能しながら108kmの旅を楽しみましょう!!