【レースレポート】【ART】Aso Round Trail 108kmを走ってきた(AS1~AS3)

いい加減ゴールしよう・・・まだ23km地点くらいにしかたどり着いていない・・・。
ということで、来年のARTのエントリー開始が間近なので、真面目に更新を再開しようと思います!

AS1はな阿蘇美~AS2古城6区公民館

はな阿蘇美のエイドでしっかり補給したら、観光スポット・大観峰までの約450mの急登へ突入です。
序盤はロードと林道主体で、県道から左に折れて林道に入ります。

途中、少しだけトレイルをはさみますが、基本は林道&ロードで、粛々と標高を稼いでいきます。

阿蘇大観の森というところまでロードを登りきったら、そこからが主催者が嬉しそうに話していた滅茶苦茶な急登が待ち受けます。
ピークまでの標高差は約300m弱といったところですが、公式地図の標高差を見ると壁のようにも見えます。
日も照ってきて暑い中、黙々と登っていきます。

ふと後ろをみれば阿蘇五岳が。ええ、最終的にはあの山の反対側も走らないといけません。

しんどいですが、いつかは終わりが来ると信じて足を進めます。

この日は前日の雨のせいか、小さな滝もお目見えしてくれ、先のことを考えないなら水浴びするのも気持ちよさそうでした。

この岩場を抜けてからが核心の登りです。
途中に休憩がてらの1枚。ぐんぐん天気も良くなり、思わず他のランナーも写真を撮られていました。

ここまで来たらもう一息。(とりあえずの)ピークは目の前です。

大観峰の展望台の少し東側に出てきました。
ここからはさっきの鬼のような登りと打って変わって、気持ちいい外輪山の稜線ランが待っています。

ミルクロードとしばらく並走したあと、オフロードバイクか何かのコース?や牧野のコンクリート道を走ります。


この区間は本当に「気持ちいい」の一言に尽きます。
新緑の草原のなか、緩やかなアップダウンを繰り返しつつ走れますが、日本でもこの景色は中々お目にかかれないかと思います。


草原の中の素晴らしいトレイルを堪能したら、今度はエイドまでの下りが待っています。
昔の作業道か何かでしょうか。登山道にしては少し幅が広い杉林の中のトレイルを九十九折に一気に下っていきます。

今まで稼いだ標高と同じだけ下れば集落に出て、ロードを1kmほど走ればAS2です。

午前0時55分、スタートから約6時間で38.2km地点、古城6区公民館に到着です。

AS2のエイドは地元の古城地区の婦人会全面協力のもと、高菜おにぎりや自家製漬物などの最高のおもてなしが待っていました。
次のエイドまでもそこそこ距離がある上に、三度の外輪山への登りが待っていますので、ここでもしっかり補給をしておきます。


ちなみにAS2のすぐ手前に自動販売機があり、ここでコーラ等の購入も可能です※公式でルート上の自販機の使用は認められています。

AS2古城6区公民館~AS3すずらん公園休憩所

地元のお母さんたちの暖かいもてなしで英気を養ったら、三度目の外輪山の登りに入ります。
天気はすっかり回復し、昨日の大雨は嘘のように晴れ上がって、だいぶ暑くなってきました。

しばらくは未舗装の林道?作業道を登っていきます。
途中まではわりと綺麗な林道ですが、神社?を過ぎてからは少し道が荒れてきます。

まだ今ほど車が使われていなかったときは、外輪山の牧野までこういった古道を使って牛を放牧しに連れて行ったそうで、牛道と呼ばれるようです。
ここがそうかは分かりませんが、趣のあって楽しいトレイルでした。


ひたすら樹林帯を登り続けること30分、一気に視界が開け、草原に出てきます。

ここからの区間は本当に最高です。
青々とした草原・牧野の中を突っ切るトレイルを走るのですが、日本じゃないような開けた景色の中を走ることができます。





先に待ち構えるのは前半のボス、根子岳の頭です。
ここの一直線のトレイルの先に根子岳が見える景色はかなり素晴らしかったです。

道中、小さなアップダウンを繰り返しながら、コンクリート舗装道や砂利道をはさんで、最後はアスファルトの舗装道に出てきます。
舗装道に出てからは3~4km程度のロード区間ですが、国道57号線との交差点部に自販機があり、エイドの手前ですが補給も可能です。
このロード区間を進んだ先に50.7km地点のAS3すずらん公園休憩所があります。

AS2を出て約3時間、午後3時15分にAS3に到着しました。

AS3では地元・波野の名物・蕎麦のほか、おにぎりなどが振舞われています。蕎麦だとするっとお腹に入るのでありがたいですね。

AS3を出るといよいよ前半戦も終盤、前半戦の目玉・根子岳への登りが待ち受けます。


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