【コース紹介】脊梁の中でも”どマイナー”な山、四万丈でスピードハイク(久立集落~四万丈~早楠集落~国道445号~久立集落)

4月14日と16日、熊本を襲った熊本地震から1ヶ月が経ちました。
幸いにも家族ともども怪我なく元気に過ごせております。
全国からの支援・応援に励まされる限りです。本当にありがとうございます。

さて、震災関係で仕事もバタバタしておりましたが、地震以降ろくに運動もできていなかったので気晴らしと復帰戦を兼ねて5月22日、美里町の四万丈を登ってみました。
本当は累積標高を稼ぐつもりで、四万丈から雁俣山まで縦走の予定でしたが、予想以上に時間が取られたのでタイムアップ。
四万丈単独のスピードハイクとなってしまいました。
今回のコースは、久立集落~四万丈~早楠集落~国道445号~久立集落を巡る12km、累積標高差760mのコースです。

さて、スタートは美里町から五家荘に向かう国道445号に入ってすぐの久立集落から。
集落から鹿避けのゲートを抜けた先の貯水タンクあたり(スペースは1台程度)に車を止めます。
駐車場所からしばらくは急傾斜の舗装林道を登ります。
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林道の突き当りには神社があり、神社手前の広場に車が数台止めるスペースもありました。
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神社の先から登山道に入って行きます。
取り付き部には右手と左手の両方にテープがありましたが、今回は右手のテープのほうから登ってみました。
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といっても、明確な道があるわけではなく、時たまテープとかすかな踏み跡があるだけです。
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とりあえず地図を片手にピークを目指します。
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まともな道じゃないルートは久しぶりだったので、少し迷いながらも標高を上げていきます。
一旦尾根に出るとあとは基本的に尾根沿いなので、踏み跡がなくてもどうにかなりました。
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ルート上には境界杭も散見され、杭=ルートではないですが、参考にはなると思います。
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尾根を登りきれば三角点に到着です。
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一応地図上はここが四万丈になりますが、四万丈本峰はまだ先です。
本峰を目指すも、下りで別の尾根に入ってしまい、少し右往左往しながら本峰を目指します。
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途中、北東斜面が伐採されているところに出てきました。
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ここからは洞が岳や緑川ダムが一望できます。というか最初で最後の展望ポイントです。
伐採されていなければ一切展望箇所はありません(笑)
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踏み跡なのかそうじゃないのかよく分からない道を越えつつ、とにかく尾根沿いに標高を稼げば四万丈本峰840mです。
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ここから黒茂の峠まで急な尾根を下ります。
たまーにテープがあるので一応ルートなのでしょうが、踏み跡などありません。
とにかく尾根沿いに下るだけです。
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尾根を下り、平場に出るとかつて早楠と黒茂を結んでいた山道に出てきます。
峠には宝暦14年、今から250年ほど前に寄贈されたお地蔵さんが鎮座しています。
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一応申し訳程度に四万丈への分岐の案内も。でも踏み跡はもちろんありません。
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本当はこのまま直進し、雁俣山まで踏破する予定だったのですが、予想以上に四万丈に手こずり、ここで時間切れ。
峠から早楠集落へ下ります。
この道は黒茂の集落と国道445号を結んでおり、昭和前半まではこの道を使って通学とかもしてたんだとか。(早楠集落のおじいさん談)
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早楠集落まで降りたら地元のワンちゃんがお出迎え。
しばらく併走してくれたというか、国道まで案内をしてくれました、
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国道445号に出たらあとは麓の久立集落までだらだら走ればゴールです。

四万丈単体だと展望もないため、登山としての面白さにはいまひとつといった山ですが、ルーファイ地図読みのトレーニングにはちょうどよかったです。
次は雁俣山まで縦走できるよう時間と体力をしっかり確保して挑みたいと思います。

今回のコース
久立集落→四万丈→早楠集落→国道445号→久立集落
距離12.0km、累積標高760m


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