【レースレポート】ビブラム 香港100k(Vibram® Hong Kong 100)~当日編(Start~CP1)~

香港100k当日、5:00に起床し、近くのコンビニ(セブン)で水も購入し、朝食として日本で買っておいたおにぎり3個を食べておきます。
レースパック(ゼッケンとかデポ用の袋とか諸々のセット)を受け取っていないため、少し早めに会場に着くようにしました。
まだ夜も明けきらぬ5:40に宿を出て、チョンキンマンション前にいたタクシーにスタート会場まで行けるか尋ねたのですが、行かないと断られます。仕事しろ、仕事。
とはいえど、会場には行かねばならぬのでメイン通りから入った脇の通りで流しのタクシーを捕まえます。行き先を広東語、英語でプリントしておいたので、それを渡すと了解とのこと。英語がしゃべれないようで、広東語?で何かしろと言われる(気がする)もよく分かりません。向こうも通じないので諦めた感じでしたが、なんとなくシートベルトを着けたら納得した様子。後で調べると香港のタクシーはシートベルト着用義務みたいです。次行くときがあれば気をつけます。
その後はつつがなく、会話もなく、約40分で会場に到着。料金にして170HK$(約2500円)ですが、googleで距離計測すると22キロ程度。香港のタクシーは大変お安くなっております。
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会場には6:20に着いたのですが、あちらこちらに人だまりがあり、空いているスペースで荷物を整理。ここらへんは日本の大会と変わらないです。
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レースパック受け取りの際にはゼッケンナンバーが必要になりますので、あらかじめ控えておくか、近くの壁にリスト(たぶん未収受の人)が掲示されてるので、そこで番号を探してください。
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レースパックには、ゼッケンとCP5でのデポ用の袋、あとゴール地点でのデポ袋その他参加賞的なBUFFとかコップとか入っていました。
デポの袋はUTMFほど大きくはないですが、着替えや食料などを入れても十分収まりきるサイズです。ただゴール地点に荷物を入れてきたザックをデポしたのですが、40Lのザックはさすがにはみ出てしまいました。キャリーバックなどでは行かないように気をつけましょう。というか、地元ランナーは走る格好で来て、そのままの格好で帰るというパターンも結構多いみたいです。
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デポする荷物の預け場所はCP5用、ゴール用に分かれていて、さらにゼッケン番号ごとに分かれています。間違って逆に持っていかないようにしましょう。まあ、ボランティアスタッフが気づいてくれるとは思いますが。
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準備ができたら会場内をうろうろとしながら、ちらほら日本人のグループもいて、少し話をしたり写真を撮ったりしました。
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スタートゲートは規模の割りにこじんまりしています。
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ゲートの横の道路は交通規制も何もかかっていないので、遠慮なくバスやらタクシーやらが通ります。これはレース中も同じでした。
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スタート地点には、エリートの部、sub12時間、sub16時間、sub20時間という幟が。ハセツネみたいに目標タイム別で並ぶ形。今回は16時間と20時間の間くらいに陣取ってみました。
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スタート10分前くらいからMCがなにやらアナウンスをしています。英語と中国語だったのでちょっと耳を傾けるとレース中の注意事項とかの紹介みたいです。
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で、その流れでカウントダウン開始。定刻の8:00にレースはスタートしました。
14-DSC00276序盤は登りぎみなフラットなロードを走ります。先を急ぐ人も多いですが、今回はsub20を目指しつつも初海外レースなので楽しみながらをモットーにゆっくり写真を撮りながら進みます。
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1キロほど走るとトレイルに到着です。狭いトレイルにわんさか人が突入する姿は傍から見ていると面白いです。あの手この手で先に進もうと、ルート外だろうが遠慮なく登り、誰かが登ると後から続く。こうやって道はできていくのかと関心したり。
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まあ、傍観してても先に進まないので、私も人ごみに特攻です。ハセツネみたいに動かないってことはないのですが、かなり時間をロスしました。タイムを狙う人はここの渋滞を回避するためにも早めの位置取りが必要です。

シングルトラックになっても渋滞は変わらず、ゆっくり歩きで登っていきます。時折間を縫うように追い越す人がいますが、日本と違って声かけとかはなく、無言でさっさと抜いていきます。これも海外レースならではの光景かもしれません。
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右手に海を眺めながら走るというか歩きます。
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ちなみにトレイルは硬く踏みしめられており、滑らない代わりにクッション性もありません。また、道中かなりの割合でコンクリート舗装や石段が待ち受けており、日本のようにフカフカ落ち葉のトレイルといった軟弱なトレイルのない、硬派なトレイルです。
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4キロほどのトレイルを抜けると「萬宜水庫」という貯水池のダムに出ます。
ここからは貯水池を左手に眺めつつ、6キロ超のロード区間です。
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先にも書きましたが、交通規制は特にかかっていないので、遠慮なく車両が通過していきます。ついついロードに広がって走ってしまいますので、後から来る車に気をつけましょう。
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ロード区間は標高差70mほどの登りがあります。過去大会全部走られたという香港在住の方とお話をしたのですが、「ここの区間に走りすぎると後半しんどくなる、走れるけどここは我慢。」との助言に従い、ゆっくり景色を堪能しながら歩くことにしました。
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ふたたびダム堤道路に着けば補給地点SPは目の前です。
右手には朝日に輝く南シナ海が広がります。
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12キロ地点、Support point – East Dam 補給站に到着です。ここまで1:40と予想以上に時間がかかっています。あとで確認したら1000番台でした。わりとフラットな区間でしたが、当初の渋滞でだいぶ時間を使ったみたいです。
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ちなみにここ、チェックポイント(CP)ではなく、あくまで「サポートポイント(SP)」なのですが、ずっとCP1だと勘違いしていました。なお、SPはここだけで、あとのエイドは全てCPになります。

ただし補給站というだけあって、内容は充実しています。個人的お勧めはチョコブラウニーです。以後どのエイドにも置いてあってうれしい限りです。
ほかにもバナナやクッキー、ナッツ類などもありました。
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ちゃちゃっと補給を済ませたら今度こそCP1を目指して出発です。ここからはコンクリート舗装の歩道に変わります。
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海を下に見ながらちょこっと登って、
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下のビーチまでガツンと下がります。
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ビーチの側を走ったら、
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ここから300m超の登りです。コースは階段&コンクリ舗装道と、石の混じったトレイルが交互に現れます。石は土で固められているので浮石の心配は少なそうでした。
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登りきると標高314mの西湾山(Sai Wan Shan)です。
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下りも似たようなコースが続きます。
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稼いだ標高は一気に失い、先ほどと同じように標高0m近いビーチまで下ります。
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ビーチには香港風海の家?の看板が。
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ビーチを横切り、
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再び登り、
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3度目のビーチを走れば、
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21キロ地点、Check Point 1 – Ham Tinに到着。前のSPから1:30程度、累積で3:12でした。
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ここでは先ほどなかったエッグサンドイッチなどを摘み、水を補給して直ぐ出発しました。


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