【コース紹介】熊本市のお膝元、金峰三山を縦走トレラン(峠の茶屋~金峰山~二の岳~三の岳ピストン)

すっかり熊本市が熊本城マラソンで盛り上がる前日、2/14に熊本市民にとっての高尾山といっても過言ではないかもしれない金峰山と金峰山に連なる二の岳・三の岳を走ってきました。
いつにもまして写真が多いのでご注意を。

スタートは県道1号線の峠の茶屋の分岐から金峰山登山口のほうに曲がったすぐの駐車場から。
テレビ塔が目印の金峰山から、
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その先の二の岳、三の岳を目指します。
この金峰山(一の岳)、二の岳、三の岳を総称して金峰三山と言い、ここを舞台に毎年11月3日には金峰三山山岳マラソンという大会も開かれています。
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まずはアップがてら金峰山登山口まで1.5キロのロードを上ります。
ロードといっても最大傾斜は10%強あるので暖まっていない体には結構しんどいです。
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金峰山登山口はこの鳥居が目印。
ここから山頂までトレイルが続きます。といっても歩いても3~40分の距離ですが・・・。
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山頂までのコースは大きく2つに分かれており、山腹を九十九折に登る自然歩道コースと直登するさるすべりコースです。
もちろん黙って男はさるすべり。
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猿滑りという名の通り手足を使う結構な傾斜かつ岩場が続きます。
ちなみにさるすべりコースと自然歩道コースは途中何度も交錯するので、いつでもエスケープすることが可能です。
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割とのんびり登って山頂まで14分くらい。あっというまに到着です。
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本日はお日柄もよく少し霞んではいるものの熊本市内が一望できます。
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反対側からは白く雪を被った雲仙・普賢岳の姿も。
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山頂からはトイレの横を通って北廻り登山道に向かいます。
遊歩道を通ると第2駐車場に着きますが、この駐車場の看板左手に北廻り登山道は続いています。
非常に不親切な案内で、小さい看板があるだけです。
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ここからは走りやすい落ち葉のトレイルと石交じりの少しテクニカルなトレイルが入り混じります。
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車道や林道を横断しつつ標高400mを下れば仁王像に到着です。
帰りにもここは通るので敢えて後姿だけ写真に収めました。
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ここからは集落内の道を適当に走ります。
基本的には「草枕ハイキングコース」という看板に従えばいいのですが、看板の間隔が離れており分かりづらいのでとりあえず県道1号まで出ればOKです。
県道一号に出たら河内方面へ走りラーメン横道のある交差点をそのまま県道1号方面へ。
ちなみにこのラーメン横道、金峰山で自転車の練習をするサイクリストには人気のお店らしいです。行ったことないけど。
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県道1号から再びわき道に入り石畳の道へ向かいます。
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この石畳の道、なんでも夏目漱石の『草枕』のモデルだとか。
それはともかく風情がある道です。ごつごつしてて走りづらいけど。
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石畳の道を抜け、ロードを走れば野出の集落に到着です。
ここには自販機もあるので水分補給も可能。
近くには何を売っているのか分からず、そもそも営業しているかも分からないものの商店もあるので補給も可能かもしれません。
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この集落から二の岳へのトレイルが始まります。
登り基調で階段が結構多いルートにはなりますが、こんな走りやすいトレイルもあります。
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終点がいまいち分からない胸突八丁の坂、たぶん終点だろうというところまで普通に走っても40秒くらいです。
設定タイムが甘いのか、そもそもゴールが違うのか・・・。いまだによく分かりません。
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途中林道を横切りつつ、集落から距離にして約1km、標高差250mを上りきれば二の岳685mに到着です。
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ここから最後の山、三の岳まではすぐ近く、一度稜線沿いに下って上り返すだけです。
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二の岳からの下りはちょっと急な階段が続きます。北側斜面なのでまだ凍結しているところもあるようでした。
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ロードに出たら下りは終わり、少しロードを走って三の岳の登り口に取り付きます。
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最初だけは登り基調の走りやすい路面ですが、
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すぐに階段に切り替わり腿上げトレーニングとなります。
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ゴツゴツとした露岩になったら山頂まで残りわずかです。
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というわけで、三の岳681m、登り口から水平750m、垂直170m程度の登りでした。
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三の岳からはさっき走ったルートをそのまま引き返します。
今度は下り基調なので登りではしんどかったところも楽しく走れます。
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いっきにワープして、金峰山の仁王像前。
先ほどは後姿のみでしたが、今回は正面からの撮影です。
この仁王像、結構な由緒のある像らしいのですが、時間が押していたため説明文を読まずに通過してしまいました。
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先ほど下ってきたテクニカルなトレイルも登りになるとテクニックは関係ありません。
要るのは登りきる根性だけです。
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そんな根性も途中で燃え尽き、時間もなくなったため2度目の金峰山山頂はスルーして、途中の林道から下山します。
少年自然の家の矢印を目印に林道を左に曲がります。
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あとは林道からロードの合流、道なりに下れば駐車場に戻ってきます。

そんなこんなで3時間30分でゴール。
19.6km、累積1,510mの金峰三山トレランコースでした。
今回は三の岳山頂でおっちゃんと15分くらい話し込んでしまったので、それ抜きに真面目に走れば3時間程度で往復できるのではないでしょうか。
なお、復路に金峰山を加えればロードでの走力と登り・下りの鍛錬にもなる20km強、累積1,800mのトレーニングコースの出来上がりです。
午後から予定がある、前日飲み会で朝から動けない・・・そんなときにも比較的強度の高い練習ができるコースです。

今回のコース
峠の茶屋~金峰山~金峰山北登山口~石畳の道~野出集落~二の岳~三の岳~二の岳~野出集落~石畳の道~金峰山北登山口~林道~峠の茶屋
距離:19.6km、累積標高:1,500m


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